~ポルトガル語翻訳者Anrakuの毎日~

ブラジル在住ポルトガル語翻訳者のつぶやきです。家庭菜園、料理、中国茶、ハイキングなども。

【感想】カセツウの翻訳者オンライン交流会

 去年12月4日にカセツウの翻訳者オンライン交流会(https://kase2.jp/basic-seminar/online-translators)に参加させていただきました。ブラジルに住んでいる私でも日本の翻訳者様方と交流ができる貴重な機会にとても感謝しています。

 参加者数は運営者であるカセツウの酒井さんを含め6人で、静岡、東京、兵庫、長野と日本の様々な地域から参加している方がいらっしゃいました。今回はたまたま酒井さん以外全員女性で、子育て中の方がほとんどでした。自己紹介の段階ではオンライン交流会なので、地方に住んでいたり子育て中で家を空けられない場合も参加できる点がとてもいいと思いました。そのため、最初の10分間ほどは子育てや家事と仕事をどう両立するかなどの話題で、そんな悩みを抱えている翻訳者も少なくないのだということを実感させらました。仕事をしているのだから家事は完璧にこなせないのは当たり前だというコメントと、仕事と家のことをする時間とをできるだけはっきりさせておくことで、仕事の時間が家事や子育てに影響されてしまうことが避けられるというアドバイスがとても印象的でした。

 案件受注を安定させるためにはどうすればいいかという質問から派生し、トライアルを受ける翻訳会社の選び方、レート提示のタイミング、単価交渉をする際のスタンス、繁忙期と閑散期などへと話題が移っていきました。なんとなくこんな感じなのかなと思っていたことが、経験の長い翻訳者様の話と一致するところもいくつかあり、安心しました。翻訳会社でチェックを行っていた経験のある方もいて、翻訳会社側がトライアルを受けてもらうときの事情などが聞けたことで納得したこともありました。

 今日からでも実践したいアイデア(案件管理表、プロジェクトマネージャーさんたちとの距離の縮め方など)をいただいたほか、日本の翻訳事情がブラジルとそれほど変わらないこと、同じような悩みを抱えている方がほかにもいるということが分かって嬉しかったです。また、在宅作業で人と話す機会自体少ないので良い息抜きにもなりました。

 皆様がとてもフレンドリーで私の質問に有用なアドバイスを数々与えていただきました。あまり緊張もせず話すことができたのも良かったと思います。地球の裏側なので12時間の時差がありますが、可能な時間帯であれば次の交流会にもぜひ参加させていただきたいです(今回はこちらの午後10時からの開始だったので私にとってとても都合の良い時間帯でした)。


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交流会のメモ

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